![]()
とても私的なスペイン旅行記(11)
![]()
今回はスペイン3大祭りの一つ,バレンシアで行われるサンホセの火祭りです。毎年3月12日(木)〜3月19日(木)に行われるそうで,私たちはなんと,行きの飛行機の中でガイドブックを見てこれを知り,それにあわせて予定を組み直しました。それにより17,18日の2日間をバレンシアで過ごすことができました。このサンホセの火祭りというのは,時事問題や話題の人物を風刺した張り子の人形が街角や広場に設置され,街は連日パレードするというものです。そして最終日,苦心の労作の張り子人形を燃やすときが祭りのクライマックスです。このとき,審査で一等になったものだけが殿堂(火祭り博物館)入りします。
そんな盛大な祭りがあるときは,あらかじめ日本でホテルをとっておかないと,私たちみたいにその土地に行ってホテルを探すような旅行者は泊まるところがないのではないか,あっても高いのでは?という心配がありました。実際,それまでの街で出会った日本人と話をすると,「バレンシアはお祭りでホテルがないらしいから行かない。」と言う人もいました。しかし私たちはどうにかなるさ,とバレンシアへ向かいました。するとどうでしょう。街のインフォメーションで教えてもらったホテルをあたると,2軒連続で満室でした。やっぱりだめなのか・・・。不安がよぎります。そして3軒目。住所を頼りに進んでいくと,街の中心部,祭りのパレードで人がいっぱいの公園の一画にあるホテルに着きました。こんな場所の良いホテルが空いてるわけない!と思いましたが,とりあえず聞いてみようとエレベータでフロントまで上がり,「4人なんですが・・・」というと,なんとOK。部屋があるとのこと。喜びいさんでついていくと,そこは角部屋で公園が一望できるとっても良い部屋でした。自分たちの幸運さに驚きながら,思わず宿のご主人と握手しました。
最終日の午前0時を過ぎると街中にある張り子の人形達が燃やされる,と言うことだったので,最終日(19日)の午前0時にはバレンシアにいるようにと予定を組んでいます。大きな公園がを一望することのできるホテルに宿泊しながら,ワインとつまみを買い込み,午前0時をひたすら心待ちにしていたのです。・・・ところがです。19日の午前0時には何も燃えませんでした。ずっと待っていても花火が夜中の1時30分に上がっただけでした。
次の日はバルセロナへ向かうと決めていた私たちは,火祭りの意味が分からずにバレンシアを去ることになりました。
後からわかったのですが,燃えるのは最終日の夜つまり,19日の24時を過ぎてからだったのです。それはそれは盛大だったことでしょう・・・。
毎年、サンホセの火祭りは3月12日〜19日に行われる予定になっています。ぜひ行ってみられてはどうでしょうか。クライマックスは19日の24時過ぎですよ。
前のページへ 次のページへ
![]()